三国山

平成２２年度(平成２２年4月～平成２３年３月）

三　国　山 ( H22.11.28)


立山展望台からの富士山	三国山　山頂

ブナを初めとした広葉樹の木々は、既に葉を落とし、初冬の日射しを招き入れるように山道を照らしていた。まだ体が温まっていない状態での登り階段に、やや息を切らせながら小一時間程で三国山山頂に到着。木の間越しの富士山、左後方には丹沢山塊を見ることが出来た。箱根方面は靄がかかり山々は薄っすら見える程度である。三国山山頂からは、三国峠～鉄砲木の頭～平野のコース、さらに切通峠をへて山伏峠や菰釣山のルートが有るが、今回は大洞山～立山へ向かう。明るく日差しに溢れた山道を、落葉の感触を楽しみながら、緩やかにアップ、ダウンをくり返し進む。日陰に成った所では、霜柱がサクサクと足の下で鳴り、琴線を震わすような懐かしさを感じさせる。やがて樽木山　角取山（山頂表示はない）を越え大洞山に到着。。途中には鹿の足跡や無数の野生動物の足跡が見られ、樹皮を食べられたと思われる木々、熊のヌタ場と思われる所では体毛で擦ったような幾筋もの跡が残っていた。幸いにも熊に出くわすことは無かったが、（・・・出ても大熊が居るからァァァ～～～？？？。）つぎのあざみ平には僅かな時間で到着。立山越しに雪を戴いた富士山が、右手には山中湖の湖面が青く、遠くには南アルプスが峰々連ねていた。暖かい陽だまりの中で昼食を済ませ立山に向かう。籠坂峠・立山分岐をへて立山展望台に到着。ここからは雪を戴いた富士山が正面に堂々と雄大な姿で聳え、今日の富士山の中では際立っていた。この先の立山休憩所でも正面に見えたが、展望台の方が雄大であった。休憩所からは煩いくらいにマーキングしてある山道を下り、紅富台別荘地を抜け富士浅間神社に到着。風もなく、穏やかな陽だまりの中でゆったりできた山歩きであった。


三国山登山入口	登り始めの階段は　フ～～	落葉の山道を黙々と歩を運ぶ	登ってくる二班	三国山の山頂標識

山頂で休憩　木間越しに富士山	案内標	小山町の岩田さん作　１	大洞山で休憩	初冬の光に満た山道

小山町の岩田さん作　２	あざみ平	あざみ平からの富士山	大自然のオブジェ	あざみ平での昼食

分岐標識	立山展望台からの富士山	立山休憩所	立山休憩所	杉林を降る


あざみ平から立山越しの富士山	あざみ平から山中湖方面