令和　５年度(令和５年４月～令和６年３月）

小楢山・乙女高原(R5.6.17)

一昨日まで続いた雨が嘘のように晴れ渡り、これ以上望めないほどのコンディションに恵まれた。　　　　　　　　　　
焼山峠駐車場でＣコース（２１名）は乙女高原散策と小楢山登山、Ｄコース（１５名）は小楢山登頂後、幕岩まで　　
脚を延ばす道のりである。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
＜以降はCコースの行程記録＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
乙女高原は周遊路を利用し、脇道をぬけながらクリンソウや山ツツジの群落を楽しんだ。沢沿いではミソサザイが透　 き通るような囀りを響かせ、涼しく爽やかな高原歩きの心地よさをより一層膨らませてくれる。程なく、初夏の緑色　 の中に、乙女高原ロッジの黒壁と鮮やかな山ツツジ色（オレンジ色）の素敵な屋根が目に飛び込んでくる。そのリゾ　 ート感が心地よく、予定を変更してここでの昼食となる。たっぷりと景色を堪能し、次の目的、小楢山に急ぎ舗装路　 を下り降りる。小楢山へはしばらく緩いアップダウンが連続し、コース半ばから急登となる。それから木漏れ日の中　　 を少し汗をかくとすぐに山頂である。景色は素晴らしく、かいた汗が吹き飛んでしまうほどのものだった。何と言っ　 ても、ど迫力の富士山が美しい。そして、それをを中心に甲府盆地全体が見渡せる大パノラマだ。西に目を向けると　 南アルプスもほぼ全体が見渡せ、感無量である。下山は少し回り道をして新道では大きな丸く平たい石がゴロゴロ転　 がっていて「的岩」と言うらしい。また違った風景を楽しみながら駐車場に到着。ホトトギスが大きな声で迎えてく　 れ、まさに高原ハイクの象徴的な締めくくりとなった。