令和　５年度(令和５年４月～令和６年３月）

尾 白 川 渓 谷(R5.5.21)

コースＣ　白秋尾白川渓谷Ｐ～竹宇駒ケ岳神社～千ヶ淵～龍神平～尾根道～竹宇駒ケ岳神社～Ｐ　　　　　　　　
コースＢ　白秋尾白川渓谷Ｐ～竹宇駒ケ岳神社～千ヶ淵～龍神平～不動滝～龍神平～尾根道～竹宇駒ケ岳神社～Ｐ
新緑の渓谷歩きは、距離４.ｋｍコースタイム４時間３０分のゆっくり楽しむＣコースと、距離６.６ｋｍの不動滝まで頑張るＢコースに 分かれて出発。吊り橋を渡り千ケ淵までは一般の観光客も行ける川沿いの林道を行く。一昨日の雨で川はやや増水しているが、爽やかな風と渓谷美を私達に提供してくれる。が、千ヶ淵からは「登山靴着用」の標識があり、進行方向右側は切れた登山道に。少し濡れた岩の道を慎重に進むと鉄製の橋や階段、ロープや鎖の柵と安全対策は万全。緊張が続くが、所々水際の大きな岩に下りられ、休憩すると野鳥のオオルリが段差を流れる水で遊ぶ姿に心が癒される。花はフタリシズカ、紫色のラショウモンカズラ、ヤマツツジ、白いフシネカタバミなど季節の花がわずかに目に留まる。そして渓谷の岩場ではお馴染みのイワタバコの葉が。旭滝を過ぎると登山初心者ならレベルアップ間違い無しの急登が百合ヶ淵から龍神平まで続く。Cコースは龍神平で昼食をとり少し楽な？尾根道を駒ヶ岳神社へ帰る。Bコースは分岐から不動の滝を目指す。道は長い急登は無いが、柵は無く、鎖を伝って登り下りする箇所も有り気を抜けない。最後の急坂を下り高度の有る吊橋に出ると一気に景色が開け、目の前に不動滝の勇壮な姿が。滝を眺めて昼食をとったり、ロープで岩に登って写真を撮ったりと滝を満喫。帰途、同じ道を戻る途中いきなりカモシカに遭遇。目の前の登山道横の突き出した岩の上でこちらを見ている。逃げない。来る時にカモシカを見かけた人がこちらの方が若そうだという。尾白川渓谷は南アルプス赤石山脈の北端に位置していてカモシカの群れが生息していても不思議ではない。駒ヶ岳神社から駐車場に向かっていると日向山登山口から大勢の人が下りてきた。今日は良い登山日和でした。